3. 統計学の基礎
データ分析の根幹となる統計学の基本的な概念を理解します。
目的
データ分析を行うということは、その説明責任が求められる、理論やその分析の目的がわかっていないと意味がないため。
詳細
記述統計と推測統計の概要
- 平均、中央値、最頻値、分散、標準偏差などの記述統計の指標とその意味を理解する。
- 母集団と標本の概念、標本から母集団を推測する推測統計の基本的な考え方を学ぶ。
基本的な確率と確率分布
- 確率の基本的な概念(事象、確率、確率変数など)を理解する。
- 代表的な確率分布(正規分布、二項分布など)の概要とその特徴を理解する。
相関関係と因果関係の理解
- 2つの変数の関係性を示す相関関係と、原因と結果の関係を示す因果関係の違いを理解する。
- 相関関係があるからといって、必ずしも因果関係があるとは限らないことを認識する。
成長プラン
学習方法
- 統計学の入門書やオンラインコースを受講する。
- 統計検定などの資格取得を目指すのも有効。(まずは3級程度で十分)
- Pythonの統計解析ライブラリ(SciPy、Statsmodels)に触れてみる。(ツールでもいい)
業務での実践
- 可視化したデータに対して、基本的な記述統計量を算出してみる。
- 複数のデータ間の相関関係を調べてみる。
- 統計的な知識を意識しながら、データ分析の結果を解釈する練習をする。